そろそろ頭打ちになるとも言われていますが、半導体業界では常識となった法則どおりコンピュータの性能はほぼ18ヶ月で2倍となり、この恩恵はスマートフォンも授かるところとなりました。
これから先もCPUの回路を微細化できるかという課題は厳しくなりつつありますが、単純な性能アップではなく省電力化や他のチップをまとめて一つにするといった方向性での進化を模索していると言われています。

過去に携帯電話を用いていた支払いシステムについては、日本のガラケーは先立ってサービスを開始していました。
スマートフォンの端末はiPhoneとアンドロイドが競い合う形で機能とアプリを搭載するようになっていますが、まだまだ電子マネーの種類は限定的ではあります。
しかし海外でも先進的に支払いシステムを取り入れてきていることも相まって、日本のスマートフォンにもいずれは様々な種類の電子マネーをアプリ経由で使えるようになるでしょう。

セキュリティの面ではiPhoneが新しい認証システムを実装し、本人確認をカメラで手軽にパッと行えるように進化への挑戦を進めています。
近年では腕時計型の端末が登場して久しいですが、静脈のパターン照合を用いての生体認証システムが搭載されるとのことから、iPhoneやアンドロイド端末との連携をすることでセキュリティを高めるといった進化の可能性もあります。

価格がこなれてきて、最新のスマートフォンでも低価格で入手できる機種が登場してきているのも進化の証といえるでしょう。
ハードな使い方をしない程度であれば低価格帯のスマートフォンでも実用に耐えることから、新しい端末へ乗り換える敷居は低くなってきています。
通信費が安く抑えられるプランも登場しており、二台目のサブ用途として購入する層の需要にも答える形となっているのではないでしょうか。

カメラの性能も年々向上しています。
プロ用途で使うような高性能なカメラを使わずとも、iPhoneやアンドロイドのカメラでも十分見栄えのする写真が撮れ、またスマートフォンからすぐネットに写真をアップしてパソコン側でじっくり加工などできるのが、内蔵カメラを備えたスマートフォンの利点と言えます。

日進月歩で進化を続けるスマートフォン端末は、まだ模索している最中ではあれ、手に持つものから身につけるという新しい地点へ向かっているようです。
まだまだ筐体自体が大きいものの、軽いメガネ型のディスプレイが登場し、スマートフォンと連携できるようになれば、更なる新しい開拓への道が再び開けてくるのではないでしょうか。